県 奈良
朱印番号 Q31
寺 社 名 鴨都波神社 (かもつばじんじゃ)
別称 etc  
所 在 地 奈良県御所市宮前町514
      
参 拝 日 R04.04.30
      
主な札所  
   
   
主 祭 神 積羽八重事代主命、下照姫命
特記事項
 近鉄御所線・JR和歌山線の御所駅から南へ
500~600mの所にあります。 拝観資料の由緒
によると、第10代崇神天皇の御代に大国主命
第11世太田田根子の孫、大賀茂都美命に勅を
奉り、葛城邑加茂の地に奉斎されたのが始め
とされています。葛城加茂社、下津加茂社と
も称され全国の加茂(鴨)社の根源となってい
ます。鎮魂の祭礼に預かり給う延喜式内名神
大社です。事代主神は元来「鴨族」が信仰し
ていた神であり、当社が事代主神の信仰の本
源となっています。大神神社(奈良県桜井市)
に祀られる大国主命の子に当たることから、
「大神神社の別宮」とも称されています。
当社の古い社名は「鴨都味波八重事代主命神
社」といい、「鴨の水端(みづは)の神」と解
され、当地が葛城川と柳田川の合流地点で水
に恵まれていたことから、元々「水の神」を
祀っていたとする説もあります。また、神社
を中心とする一帯は「鴨都波遺跡」という弥
生中期の遺跡で、土器や農具、住居跡が多数
出土していて、古代には鴨族がこの地に住み
着いて農耕生活を営んでいました。終戦まで
の旧社格は県社です。
車で行く場合、国道24号線を南に進み、済生
会病院前を左折するのが近いのですが、道が
狭いので要注意です。おまけに左折してすぐ
の所に低い石柱があり、対向車とすれ違った
際、車を擦ってしまいました。
  

 

<拝観資料>
         

  

  一の鳥居     

境内から少し離れた東へ150mの所にあります。
入口は東西2箇所にありますが、こちら側が表参道になります。
 

境内入口の狛犬     社 号 標


狛犬の前に年代を経たような社号碑があります

駐 車 場      駐車場左からの境内

境内の東側に20~30台位の駐車場があります
 
駐車場の左からがら境内へと続きます

手 水 舎     祓 戸 社 
   

社 務 所     授 与 所

御朱印はここに書置きしたものがあります

 

  拝  殿     
 

 

本  殿     本  殿

伊勢神宮遥拝所  拝殿横から本殿への通路
通路奥の右側には境内社が見えます

境 内 社  境 内 社

境内社は3つ並んでいます。
右から火産霊神社・猿田彦神社・天神社とあります
 
奥2つ、右が猿田彦神社・左が天神社です

稲荷神社 漢詩の説明板
 
御所市の出身で江戸時代の儒学者・高橋遠治が『葛城38景』として選び、遠治の知人の儒学者・伊蒿子が漢詩を添えて『葛城名句考』に記したとされています。最近、関連する景勝地に漢詩の説明板が立てられつつあるようです。

由 緒 板     無患子(ムクロジ)の木

 

笹 神 社     八坂神社 

神 農 社     西 鳥 居
 
国道24号線に面したこの鳥居からは裏参道になります