奈良
朱印番号 P24
寺 社 名 九品寺(くほんじ)
別称 etc  
所 在 地 奈良県御所市楢原1188
     戒那山
参 拝 日 R03.01.31
宗   派 浄土宗
主な札所  
   
   
御 本 尊 阿弥陀如来
特記事項
 近鉄御所線の御所駅から南西に 3.2kmの所に
あります。山麓線(県道30号)沿いの西側200m
入った所にあり、この山麓線には当麻寺・石光
寺・一言主神社など多くの寺社があります。
九品寺は聖武天皇のとき奈良時代の僧、行基が
開いたお寺です。1558年に浄土宗に改宗してい
ます。行基は奈良東大寺の大仏造営にかかわっ
た僧で、その生涯は民衆救済のため布教活動を
続けています。布教とともに灌漑や港湾施設建
設や僧尼院建設に心血を注ぎ、大仏建立の功績
によって、日本で最初に大僧正となっています。
九品寺はサンスクリット語で、その意味は布教
でいう上品・中品・下品で、人間の品格をあら
わしています。上品の中にも上中下があって中
品や下品にもそれぞれ上中下があります。全部
で九つの品があるので九品と名づけられていま
す。九品寺のご本尊は木造阿弥陀如来像で、国
の重要文化財に指定されています。楢原氏は南
北朝の戦いのとき、南朝に味方していた楠木正
成公のため一族を引き連れて参戦しています。
その戦いに行くとき、一族は身代わりのため石
仏を彫って菩提寺だった九品寺に奉納したのが、
いまに伝える千体石仏です。境内の至る所にお
地蔵さんがあります。又、北へ少し歩いた所に
コスモスや彼岸花の群生地あるようで、その時
期には是非又行ってみたいと思います。
 
         
<御朱印>  
この日、御朱印は戴けませんでした






 
山門前のお地蔵さん     山   門

このお寺には千体地蔵をはじめ、多くのお地蔵さんがあります

山門からの参道  寺 号 碑

鐘   楼     地 蔵 堂 
  本   堂     

 
寺 務 所      庫  裏 
 
手 水 舎      慈母地蔵尊

十徳園入口      一願不動尊 

山門の左側に泉回遊式庭園の十徳園があります

十徳園の一角に一願不動尊がありました

  十徳園庭園     
 

観音十徳園の入口      西国三十三所 

山門、少し前の右側にも十徳園があり、
西国三十三所観音が安置されています

近畿地方をパノラマ式に縮小して西国三十三所観音
が安置されています