県 大阪
朱印番号 H39
寺 社 名 鐸比古鐸比賣神社(ぬでひこぬでひめじんじゃ)
別称 etc  
所 在 地 大阪府柏原市大県4-6-1
      
参 拝 日 R02.10.31
      
主な札所  
   
   
主 祭 神 鐸比古命、鐸比売命
特記事項
 近鉄大阪線の堅下駅の東へ750mの所にあります。
拝観資料によると、御祭神・鐸比古命は、第11代
垂仁天皇の皇子として、古事記には沼滞別命と記載
され、日本書紀には鐸比古命とされています。御祭
神・鐸比売命は鐸比古命の妃と考えられています。
鐸比古命の曽孫弟彦王は、神功皇后の三韓治政に当
り大功を立て、その功績により備前の磐梨の県を賜
りました。和気清麿公は鐸石別命の12世の孫にあ
たり、岡山県和気町藤野の和気神社(旧県社)に鐸
石別命とともに合祀されています。平安時代に制定
された「延喜式」には、鐸比古神社、鐸比賣神社と
して二座に分かれて記載され、鐸比古神社は鐸比古
命を現在の神社の森の更に背後の高尾山に祭祀され
ました。この高尾山は巨岩の累積した岩山で、神奈
備山としてやまそのものを御神体として崇敬された
古代の神仰形態を残しています。鐸比賣神社は、高
尾山山麓東南50mの姫山の谷間の巨岩を御神体と
して鐸比賣命として祭祀され、比賣御前と呼ばれて
来ました。両社は成務天皇21年の創建と伝えられ
延喜式内小社に列せられ従三位の神階を賜りました。
年代は定かではありませんが、中世に鐸比古鐸比賣
神社として現在地に里宮の形で祭祀されたのが高尾
大明神とも言われています。高尾山の麓にあり、鳥
居からは結構急な坂や階段があります。尚、御朱印
は1.5km程西にある柏原黒田神社で戴けます。
 
  <拝観資料>
 






 

 

大 鳥 居     由緒石碑 

この鳥居から300m先に神社はありますが、
少し行くと急な坂道と階段が待っています。

社 号 標 参道階段

手 水 舎     社殿前鳥居 
 
社  殿      拝   殿 
 
境内社鳥居      境 内 社 

昇龍大神、高倉稲荷大神、黒嶽稲荷大神

社 務 所      社殿前からの街並み