京都
朱印番号 B39/P11
寺 社 名 曼殊院
別称 etc 竹内門跡
所 在 地 京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
     なし
参 拝 日 H27.05.30
宗   派 天台宗
主な札所 近畿三十六不動尊17番
   
   
御 本 尊 阿弥陀如来 
特記事項
 比叡山西麓に位置し、叡山電鉄の修学院駅
から東へ 1.7kmの所にあります。拝観資料に
よると、延暦年間に宗祖伝教大師最澄の草創
に始まり、比叡山西塔にあり、東尾坊と称し
ていました。その後、天暦元年(947)に当院
の住職・是算国師のとき北野天満宮が造営さ
れると、是算国師が菅原家の出生であったこ
とから、初代別当職に任ぜられ、以後明治維
新まで 900年間曼殊院は北野別当職を歴任し
ました。天仁年間に北野天満宮管理のため北
山に別院を建立し、その後御所内公家町に移
転し、1656年に桂離宮を創始した桂宮智仁親
王の第二皇子良尚法親王が入寺し、修学院離
宮に近い現在の地に堂宇を移し造営したのが
今日の曼殊院です。青蓮院、三千院、毘沙門
堂、妙法院と並ぶ天台宗五箇室門跡の一つに
数えられる天台宗の古寺名刹です。門跡寺院
としての格式の高さを感じます。
国宝に指定されている絹本着色不動明王像は
その色から『黄不動』と呼ばれ、青蓮院門跡
の『青不動』とともに最高の名品と称されて
います。その他、国宝の古今和歌集(曼殊院
本)はじめ多くの重要な文化財があります。
又庭園は非常に美しく、国の名勝に指定され
ています。

 

<黄不動尊>   <竹之内御殿>    <拝観券> 
     




 

<拝観資料> 

 


南北に続く白壁と石垣   勅 使 門
 

北通用門前の参道   曼殊院道
 

  北通用門  
 
ここが参拝入口になります
 

 

 
管理棟(受付) 

御朱印はこちらで戴けます
  庫裏 (重文) -拝観入口


       屋根下の扁額       『媚竈』びそう     

良尚親王筆で論語の『その奥に媚びんよりは、むしろ竈に媚よ』から引用したものだそうです。
奥でふんぞり返っている人よりも、竈の周りで働いている人を大切にしなさいの意味のようです。
 

 

庭    園 大書院への渡り廊下
 

 

宸殿復興予定地 宸殿復興予定地
 

 

庭園(大書院前) 名勝庭園 庭園(大書院前)

名勝庭園に指定されている枯山水の庭園で、鶴島(手前)と
亀島(左奥に小さく見えている)とがあり、鶴島には
樹齢400年の五葉松があって鶴を形作っています。
白砂とのコントラストが美しいです。
 



 

庭園の五葉松 大書院廊下
 

 

小書院前(重文)
庭園(小書院前)
 

亀  島

 

小書院の廊下 小書院からの大書院(重文)


 

 

梟の手水鉢 小 書 院

小書院の入口にある手水鉢は、下の台石が亀、傍らの石は
鶴をかたどっています
 



 

小書院東側の庭 谷崎潤一郎寄贈の鐘 
 

 

坪     庭 渡り廊下
 

 

  弁天堂・天満宮