奈良
朱印シュイン番号バンゴウ A18/K05/K38
寺 社 名 石光寺
ベツショウ etc 染寺(そめでら)
トコロ ザイ 奈良県葛城市染野387
     慈雲山
サン オガ H27.04.19
宗   派 浄土宗
オモな札所 関西花の寺25霊場20番 
   
   
ホン ソン 阿弥陀如来
特記トッキ事項ジコウ
  近鉄南大阪線の二上神社口駅から南へ1.2km
の所にあります。天智天皇の勅願により建てら
れ、役小角の開山と伝えられています。平成3
年に弥勒堂改築に伴う発掘調査の際、日本最古
の白鳳時代の石仏(当時の本尊)や瓦・せんぶつ
が出土しています。別名「染寺」とも呼ばれ、中
将姫ゆかりの「染の井」と「糸掛桜」があります。
右大臣藤原豊成の娘、中将姫は美貌で知られて
いましたが、17歳で出家し、当麻寺にこもるう
ち霊感を得て蓮の茎を集め、糸を採り出しまし
た。そして石光寺の庭に井戸を掘り、糸を浸し
たところ五色に染まりました。それが染の井で、
傍らの桜の枝にかけたのが糸掛け桜です。中将
姫はその蓮糸で一夜のうちに当麻曼茶羅を織り
あげたという伝説があります。境内は良く手入
れが行き届いていて大変きれいなお寺です。
又、関西花の寺霊場の一つにもなっており、四
季折々色々な花が咲きます。特にボタンやシャ
クヤクは美しく、多くの人が訪れます。又、こ
こから 1km南には當麻寺もあり、併せて拝観し
てみてはと思います。
  

 
 


<弥勒如来> <阿弥陀如来(傘堂)> <白鳳弥勒石仏>







 
弥勒堂開帳期間中のみいただける
ものだそうです。
 

 

<拝観券/拝観資料>


         
<拝観資料>

           

 

寺   標    山   門
   

 想観の砂    想観の砂

弥勒堂側から見たものです
 山門側から見たものです

寺 務 所   役行者の像(寺務所)

本   堂    弥 勒 堂
   

 

  日本最古の石仏    
   

 

染 の 井  中将姫(糸掛桜・染の井)の碑 

中将姫が當麻曼荼羅を織り上げた際に蓮糸を五色に染めたと
伝わる井戸(染の井)です


糸掛け桜の古株 染の井戸  

鐘   楼  鐘   楼

 

境  内    境  内

境内の藤   境内の石仏

境  内     十三重石塔
 

境  内     石光寺染寺塔跡の石碑
 

歌碑(作詞:与謝野鉄幹 作曲:本居長世)    与謝野晶子歌碑
 

与謝野鉄幹の歌碑    南   門

 

傘   堂    傘堂由緒書き
石光寺の南西に700mと當麻寺の近くにありました
屋根の鬼瓦に本多家の『本』(下の写真)の文字がありました
 
説明板によると江戸時代前期に当地を所領していた藩主本多政勝の没後、家臣により影堂・位牌堂として建てられたものです。
   

     
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